経営戦略コース 2022年度

自社ビジネスのあり方を見直し、次の戦略を深く多面的に考えるリーダーの養成

■コース概要【2021年度】

|期間|2021年6月~2022年3月
|日程|火曜日【月3~4回】18:20~20:50
    合宿 2回(予定)
|対象|部長、課長(全職種)
|会場|経営アカデミー
|料金|賛助会員 122.1万円(税込み)  一般 133.1万円(税込み)
    ※合宿費別
|申込|申込ページはこちら
|パンフレット|2021年度パンフレット
|年間日程表|2021年度年間日程表(2021/5/11更新)


■お知らせ

2021.05.11 【重要】2021年度 経営アカデミーの日程表をアップしました

2021.01.08 【重要】緊急事態宣言下の経営アカデミー(丸の内教室)における事業運営について


経営戦略コースが目指すもの:Program goal

VUCAに象徴される不可避と思われる社会の変化が押し寄せる経営環境においても、企業を成長させる経営戦略を推進できる人材を養成します

激変する経営環境を理解し、自社のDXやESG投資の引き込み等を、変化の中に位置づけて実行できる

全社戦略の背後にある構想や将来シナリオを理解し、短期の合理性を超えた大義や魅力的なストーリーを示すことができる

多様な社内外のステークホルダーと向き合い、戦略を実行しながらも迅速なPDCAをまわし続け、企業を成長に導くことができる

本コース講師陣:Instructors

コース委員長

松﨑 正年
コニカミノルタ 取締役会議長

コーディネーター


大滝 精一
大学院大学至善館
副学長

網倉 久永
上智大学 教授

グループ指導講師


大木 清弘
東京大学大学院 准教授

酒井 健
東北大学大学院 准教授

松本 陽一
慶應義塾大学 准教授
※上記講師陣は2021年度実績です。

講義指導講師

青島 矢一 一橋大学イノベーション研究センター 教授
網倉 久永 上智大学 教授
井上 達彦 早稲田大学 教授
大滝 精一 大学院大学至善館 副学長
小野寺 正 KDDI 相談役
嘉悦 朗 元 日産自動車 執行役員
木村 尚敬 経営共創基盤 パートナー
榊原 清則 経営アカデミー 前学長
佐々木 圭吾 椙山女学園大学 教授
冨山 和彦 経営共創基盤 IGPIグループ会長
長瀬 勝彦 東京都立大学 教授
西野 和美 一橋大学大学院 准教授
福嶋 路 東北大学大学院 教授
松﨑 正年 コニカミノルタ 取締役会議長

( 過去3 年実績、所属・役職は出講当時 )

日程及びプログラム概要:Program outline

テーマ 講義・演習 グループ研究 自己課題
6月 経営戦略の全体像
経営戦略の基礎理論・分析手法
企業経営に経営戦略が必要な意味を、大局的・全体観の視点から理解するー経営戦略論の体系、全社戦略
グループ編成及び研究テーマ選定
経営戦略論を構成する主要理論、フレームワークを実践的なケース研究をまじえて理解する
・競争戦略論
・資源戦略論
・全社戦略論
 ・ケース研究
  自己課題整理、コース修了後の目標設定
7月 グループ研究
問題意識の共有
研究計画・方針の確認
各講義の気づきと学びを整理
8月 日本企業の経営戦略の課題と今後の方向性 日本企業における戦略の策定・展開についての現状、特質、課題を明らかにし、今後のあり方を検討する
・イノベーションと付加価値獲得の戦略
・製品の境界を超える/産業構造の転換への対応
・事業経済性を正しく理解する
・経営幹部に求められる意思決定のプロセス
グループ研究
文献調査、メンバー・グループ指導講師との徹底した議論
各講義の気づきと学びを整理


中間振り返り
9月
10月 合宿(1 泊2日) グループ研究【中間発表】
11月 経営のダイナミズム グローバルレベルで事業展開する日本企業のトップからリアルな実践論に触れる
・グローバルビジネスの創出
・事業再生の現場から見た経営戦略
・経営者講話
グループ研究
インタビュー・調査、仮説研究
各講義の気づきと学びを整理
12月
翌年1月 経営戦略の基礎理論・分析手法 集中活動 グループ研究
・調査の分析とまとめ
研修成果の振り返り
2月 総括講義
報告書とりまとめ、発表準備【グループ研究成果発表】
グループ研究
3月

※プログラムとスケジュールは変更される場合があります。

グループ研究事例紹介:Group study

昨年の研究テーマ

「サブスクリプションビジネスの成功モデルを探る」~成功に導くフローチャート~

未だビジネスモデルの成功パターンが確立していないサブスクリプションを対象に、仮説導出型の研究を行い、サブスクリプションはあらゆる商品・サービスに取り入れることができる収益モデルではないことを結論付け、その上で一定の成功パターンを明らかにした。

「VUCAの時代を生き抜く経営者の思考プロセス」~あなたのOS更新されていますか?~

経営トップは、経験したことのない未知の分野についての判断も求められる状況下、ある種のひらめき、直観のようなものに判断を委ねていると考え、その思考プロセスとその思考(判断)が陳腐化しないための行動を、インタビュー調査から明らかにした。

「全集中、変革の呼吸!」~変革停滞要因の解明と、変われる組織への型~

トップとフォロワーに変革の意識があっても変革に成功している日本企業は限定的である実態に鑑みて、「日本企業において、変革がどのような要因によって促進・阻害されるのか」を定性、定量の両面から分析を行い、明らかにした。

「日本の経営者における語りの真価」~日本航空 歴代経営者の語りの事例分析~

多くのステークホルダーが触れる機会が増えている経営者によるメッセージ発信を「語り」と呼び、その内容を、時系列的に分析・評価することを通じて、「日本の経営者はこれまで何を語り、どのように評価されうるのか」を明らかにした。

過去の研究テーマ

本コースの特長:Features

01 現在企業が直面している課題に対し、異業種混成メンバーによる本質的な議論を行い、理論構築力を鍛えながら、人的ネットワークを形成

グループ研究では、専任の指導講師を含めた参加者同士の議論を通じて、実務へ展開可能な普遍的な理論構築の訓練を行います。議論の内容や最終的な研究報告書はその内容に学問的な意義を必要以上に追及されることはなく、あくまで妥協なく本質的な議論を最後までやり切ることを求められます。こうした経験を通じて、あらゆる実務へ適用可能な理論構築力を鍛えながら、長期間ともに過ごすメンバーとは、強い信頼関係に裏付けられた長期にわたり継続していくネットワークを構築しています。

02 不変的な経営戦略論から、時代に応じた実践論まで幅広い講義を展開し、実務へフィードバックする仕組みを構築

各講義では、課題等のアウトプットに対する評価や単位取得の適用等はなく、講師は、カリキュラムに必ずしも必要以上に縛られることなく、その時々に指導する内容を柔軟に検討しています。また、コース開催期間中、講義を通じて得た知識や気づきについて、一つ一つ実務へ展開し、その理解を深めたり、役立てたりすることにチャレンジし、またその成果をコースのグループ研究にフィードバックするなど、学びと実務の往復によって、より深く実践的なスキルの習得を体感いただけます。

03 対面によるインタラクティブな議論と、場所を選ばないオンラインツールを組み合わせ、安全で効率的かつ自分事化できる受講環境を実現し、同時に参加者同士の強い信頼関係を構築

本コースでは、対面の場の価値をより一層高めるため、オンラインツールを積極的に活用しています。オンライン開催がより効率的な講義はZoomを用いたオンライン講義として開催し、録画データを用いた復習機会の提供を行いました。またコースメンバーによるオンライン交流会として、自己開示プログラムを複数回開催し、より早期のチームビルディングを行い円滑なグループ研究の導入につなげました。少人数でのコースをまたいだオンラインランチ会も開催し、より広範なネットワーク形成をサポーターしました。

※上記内容は 2021 年度実績となります。今後変更の可能性がございます。

参加者の声:Voice


経営戦略について学んだ経験が無かったが、講義で教えて頂いた各種理論は、自分の現在の業務で活かせるものであり、企業のケーススタディも自社の事業運営を考える上で非常に参考になった。また、経営者の講話は、企業人として今後の大きな糧を得たと感じた。
異なる業種への企業訪問、インタビュー等を通じて、それぞれの企業の戦略に特長があり大変参考になった。研究結果を受けて、自社に照らし合わせたことで、自社の課題を改めて認識することができた。
いわゆる一般的なMBA知識だけでなく、実際の企業経営者の講義、異業種の方との真剣な議論など、幅広い学びの機会を得ることができた。企業経営について1社にとどまらず多くのケースを経験しておられる方の講義は客観性も感じられ非常に有意義だった。
目の前の仕事から離れ、モノゴトの考え方を改めて考え直すきっかけとなった。仕事の場では、どうしても目の前のミッションをどうする、という近視眼的な対応に偏ってしまうが、本プログラムに参加した結果、一歩引いて全体を俯瞰し、そもそも起こっていることをどのように考えればよいのかを考えるくせがついた。

参加者データ(過去3年平均)平均年齢44.1歳

過去3年の参加企業

ENEOS、オリックス生命保険、コニカミノルタ、埼玉りそな銀行、サミット、シャープNECディスプレイソリューションズ、商工組合中央金庫、信金中央金庫、住友大阪メント、太平洋セメント、髙島屋、デイ•シイ販売、デイ•シイ、テルモ、東京センチュリー、戸田建設、日清オイリオグループ、日本水産、日本政策金融公庫、日本石油輸送、日本ハム、農林中央金庫、BFT、ホーユー、前田製管、松屋、丸一、マルハニチロ、りそな銀行

お申込み要領:Outline

お申込み手順

01 以下お申込みご案内WEBページより、お申込みください。

02 申込書受領後、確認のお電話を差し上げます。

参加費 (2022年度予定金額)

賛助会員 111万円 (10%税込 122.1万円)
一般 121万円 (10%税込 133.1万円)

参加費に含まれないもの
合宿費(1回あたり5~7万円程度)、通学・合宿・企業インタビュー等の交通費、グループ研究の著書・資料代、他個別に発生する費用

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